こんにちは!ダイスケです。
昨年11月にソフトウェア業界(プログラマ)からEC業界に転職した僕が、EC業界で覚えておくべき基本的な必須用語をできる限り簡単に分かりやすくお伝えしようと思います。
- これからネットショップ・ECサイトを立ち上げたい
- Webマーケティングに興味がある
- EC業界に転職したい
そんな方にとっては必須の知識となりますので、是非読んでいただいて頭に入れておくことをおすすめします。
超基本用語 7選
EC(eコマース)
EC(eコマース)とは「electronic commerce」の略で、直訳すると「電子商取引」です。つまり、インターネット上でモノやサービスを売買すること全般を指します。
トラッキング
トラッキングとは、ユーザーがWebサイト内でどのような行動を取ったのかを追跡し、分析することを意味します。
例えばECサイトで言うと、サイトを訪問したユーザーがまず最初にどのページに来て、その後どのような経路を辿り、どのページで商品を購入したのか?というような行動分析を行う作業です。
PV(ページビュー)
PV(ページビュー)とは、Webサイトでページが表示された回数を指します。
PVのカウント方法はとてもシンプルで、Webサイトにアクセスしたユーザーが3回ページを見た場合、PVは3とカウントされます。(1人のユーザがページを何度も開いた場合、開いた回数だけPVとしてカウントされます)
SS(セッション)
SS(セッション)とは、ユーザーがWebサイトにアクセスしてから離脱するまでの流れを指します。
ユーザーがWebサイトにアクセスしてから離脱するまでを1とカウントし、その後再度Webサイトに訪れ離脱した場合、セッションは2となります。Webサイトを離脱するまでの間に何度ページを開いてもセッション数はカウントされません。また、つまり、サイトに訪問された回数を数えるための数値です。
UU(ユニークユーザー)
UU(ユニークユーザー)とは、設定されたある期間内にサイトを訪れたユーザーの数のことです。
一般的に、”1日” や ”1週間”、”1ヶ月” というように分析するために区切りの良い期間が設定されます。設定された期間内に同じユーザーが何度訪問してもユニークユーザーは ”1人” とカウントされます。
CV(コンバージョン)
CV(コンバージョン)とは、Webサイトの運営者が設定した目標達成地点(ゴール)のことです。
例えば、ECサイトでは ”商品購入” や “ダウンロード” 等がコンバージョンとして設定されることが多いです。他にも ”資料請求” や “問い合わせ” がコンバージョンとして設定されることもあります。
CVR(コンバージョン率)
CVR(コンバージョン率)とは、上で説明したコンバージョンの割合を数値化した指標です。コンバージョンレートとも呼ばれます。
Webサイトへのアクセス数に対してどのくらいの割合のコンバージョンが得られたかを知ることができます。通常「コンバージョン数÷アクセス数×100」という数式で計算され、例えば1000回のアクセスがありコンバージョンが20件であった場合は、 20 ÷ 1000 × 100 = 2 となり、コンバージョン率は”2%”ということになります。
Web広告関連用語 5選
インプレッション
Web広告におけるインプレッションとは、広告が表示去れた回数(広告が閲覧者に見られた回数)のことを指します。
あくまで表示された回数であり、クリックされた回数ではありません。
CTR(クリック率)
CTR(クリック率)とは、インプレッション(Web広告が表示された回数)に対してどれくらいの割合でクリックされたのかを表す指標です。
「クリック数÷インプレッション数×100」という数式で計算され、例えば1000回のインプレッションがあり30回クリックされた場合は、 30 ÷ 1000 × 100 = 3 となり、クリック率は”3%”ということになります。
CPC(クリック単価)
CPC(クリック単価)とは、「Cost Per Click」の略語でクリック獲得コストのことです。クリック単価とも呼ばれます。
広告が1回クリックされるのにかかる広告費のことを意味しており、通常「クリック獲得のためにかけた広告費 ÷ 獲得したクリック数」という数式で計算されます。
CPA(顧客獲得単価)
CPA(顧客獲得単価)とは、「Cost Per Acquisition」の略語で顧客獲得コストのことです。顧客獲得単価とも呼ばれます。
CPAは「顧客を1人獲得するのにどのくらいの費用がかかっているのか?」つまり広告の費用対効果を調べる際に使われます。通常「顧客獲得のためにかけた広告費 ÷ 獲得した顧客数」という数式で計算されます。
ROAS(広告費用対効果)
ROAS(広告費用対効果)とは、「Return on Advertising Spend」の略語で費やした広告費に対する売上の割合を数値化した指標です。広告費用帯効果とも呼ばれます。
ROASを算出することで、広告費に対してどれだけの売上を達成できたのかを測ることができます。
通常「売上金額 ÷ 広告費 ×100」という数式で計算されます。
Webサイト関連用語 5選
HTML
HTMLとは「Hyper Text Markup Language」の略語でWebページを形成するための言語のことです。
Webページのテキストやレイアウトなどの構造を定義している書式で、文章の基本構造を司る役割があります。Webサイトの見た目を変化させるために「HTMLタグ」という目印を使って、作成者がコンピューターに指示を出すことができます。
CSS
CSSとは、「Cascading Style Sheets」の略語でウェブページのスタイルを指定するための言語です。
HTMLで整った文章構造に対して色や装飾を加えることで、Webページを人目を引くビジュアルに肉付けしていくことができます。
UI
UIとは、「User Interface」の略語でコンピューターやシステムとユーザーの橋渡しをするためのものです。
例えば、パソコンでWebサイトを作成する時に入力の補助をしてくれるキーボードやマウスもUIです。他にも、WEBサイトをPCやスマホ、タブレットで見ている時にその画面上で見られる情報(フォントやデザイン等)すべてがUIにあたります。
UX
UXとは、「User experience」の略語で、ユーザーがWebサイトを通じてどのような経験をしたかを表す概念です。
面白い、つまらない、悲しい等、UIを通してシステムに触れた際にユーザーが感じたことや、その結果の感情を指します。
レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインとは、閲覧ユーザーが使用するデバイスの画面サイズに応じて、Webサイトの表示を最適化するデザインのことを指します。
閲覧ユーザーの使用デバイスがPC・スマートフォン・タブレット等、画面サイズの異なるデバイスに変化した昨今、それぞれの画面サイズに対応するレスポンシブデザインに注目が集まっています。
まとめ
というわけで、今回はネットショップ・ECサイト関連の必須用語を紹介させていただきました。知っている用語、知らない用語はどれくらいありましたか?
今回紹介させていただいた用語は基礎中の基礎になりますので、これからネットショップやECサイト、Webに関わる仕事をしたいと考えている方は把握しておきましょう!
今後も自分自身が学びつつ、初心者の方にも分かりやすいよう情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。
それではまた!
コメント